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☆コンセプト08|設計

穏やかなときが流れる平屋の空間
大屋根からの雨水をためた水盤
08. 設計|完成後も末永くお付き合い

設計の依頼があった時には、まずはじめにすることは、
周りの環境を地図などから読み取ることから始めます。
最近ではとても便利なグーグル・ストリートビューで、
ほぼすぐにその土地の雰囲気が読みとれてしまう事には驚きですね。
よほど小さな街路は別として大半の場所が見る事ができてとても便利です。
そして現地に 行けばほとんどの情報を事前に得ているので、再確認するような感じになります。

さらにその土地で感じたイメージを膨らませていきます。土地の特性は、
都心部、市街地、田園風景、景勝地などの建てる場所によって
設計の作り方も変わってきますが、初めに思い浮かんだ空間や空気感、
またその場で感じた新鮮なイメージはとても大切です。

不思議なことに、一番始めに感じた空間のイメージがそのまま出来上がってしまうことが
多くあります。なかには、初めて伺った場所で建て主さんの前で
要望を聞きながら作ったスケッチが、そのままの間取りで建ってしまう事が
たびたびあります。決して予算面など制約される条件など、
当初はあまり考えずに率直にその土地の前で思い浮かんだイメージを伝えると、
たいがい建主さんは、へー!そんな事ができるのですか!!
とよくいわれます。出来ますよ~って軽く返答をしてしまいます。

それからそのイメージに向けていろいろな制約面の課題をクリアーしていく
作業となり大変ですが、当初の脳裏に描かれた新鮮なイメージは、
極力さいごまで大切にするようにしています。 設計には葛藤がつきものです。
また予算や建て主の多くの要望があり、これをひとつひとつくみ上げながら、
いろいろな法的な規制の中で作り上げていくのだから仕方のないことです。
どちらが最適でベストなのか悩みだしたら、なかなか決まらないこともたびたびあります。

設計とはひとつひとつを決定していかねばなりません。これの積み重ねです。
ただ時間ばかりが過ぎ去って行き、問題の箇所を先送りしながら、
最後まで決めきれない事も多く出てきます。また遅れるれる事もありますが、
最後まで悩んだ部分が一番大切な部分であったように思います。

設計といってもいろいろな方がたずわっています。
まいにち申請業務ばかりをやり続けておられる方、流れ作業の中での
図面作業に追われている方もあると思いますが、

私たち建築家は初めから完成させる最後まで、全ての工程にたずさわりながら
建築を創りあげていきます。もちろん完成後も末永くお付き合いしていきます。

.(2020/2/1)

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