☆コンセプト12|家づくり
12. 家づくり|50歳から建てる理想の家づくり
長年続けた開業医を終え、第2の人生のスタートをさせたい。自宅兼医院だったところを、リタイア後に自然を楽しむ家に建て替えたい。実家の旧家を両親と一緒に暮らせ土間のある家を、バリアフリーに大改装する。自然素材で光がさんさんと注ぎ込む明るいリビングと趣味の部屋がほしい。息子と一緒に暮らすために二世帯住宅へリフォームする..などなど。
今まで使ってきた仕事場兼住まいを、全面改装して全く新しい第2の人生の為にリフォームやリノベイトするのは素晴らしいこと。60歳の節目に第2の人生へと、50歳からリフォー ムやリノベイトをして準備する事はとてもいいことです。先を見越して、家族の変化とともに住空間もそれに 相応しく変化させて行く必要があります。マンションの内装も自然素材をうまく使っていけば、作り方によっ ては一戸建ての家のように生まれ変わります。左官や土壁を使って、また温もりのある無垢材の床材がリフォームによって使うことができます。
家をリフォームやリノベイトすることで生活にも変化が生まれ、プラス思考も生まれてきます。新たな生きがいや意欲が高まり健康にも留意し、自分の健康を維持することの大切さを感じられようになる。また、年をとってからローンまでして家を建てることに意味があるのか疑問だったが、いざ家を建てることで若返ったと実感できたという意見も聞きます。 今まで住み慣れてきた家を、思い切って変化させるのはいいと思います。
住環境を少し変化させるだけで脳にも心地よい刺激をあたえ、毎日が機能的で楽しく充実感が増します。 壁やサッシで閉ざされてきた空間に広がり感や開放感ができたりもします。 いろいろ物が溢れたスペースが一新されて 機能的にすっきりと納まれば気持ちがいいものです。 なかには今まで使われず捨てきれずにいたもので、場所 を無駄に使っているスペースもあると思います。これをいちど、一新する事でいろいろなものが整理されます。
一風変わった融資の手段として、リバースモーゲッジ(Reverse mortgage)という、自宅を担保にした年金制度の一種があります。自宅を所有しているが現金収入が少ないという高齢者世帯が、住居を手放すことなく 収入を確保するための手段です。一長一短ありますが、うまく使っていければ、比較的大きな資金を獲得する事ができて使い道は自由です。
素晴らしい『終のすみかの理想の家づくり』には、早めの余裕を持った計画が必要です。少しでも余裕のある50歳から計画的なプランニングで準備をして行けば、リタイア間近になった無計画な家づくりで失敗することもなくなると思います。
.(2021/2/15)