白い壁は、景色に溶け込みながらも家の中まで入り込みます。
外壁はレッドシダーの下見板張。赤い土壁と対比した白い土壁に既存の梅の木が柔らかい影を落とし、季節の移り変わりを教えてくれます。
左の広縁が景色の広がりを引き立てます。その右奥に台所へと続く木製ガラス扉。
凡愚の内壁の土壁は地元の赤い土色と同じようにするため、広間は赤土、スサ、砂利入りプラスター木ゴテ仕上げです。床は、広巾の米杉材のフローリング。そして階段は2階プライベートへ続きます。
間取り
建築概要
そば切り凡愚.天野 中庭と広縁のある週末住宅・建築概要所 在 和歌山県伊都郡かつらぎ町
家 族 構 成 凡愚夫婦
構 造 木造2階建
設 計 期 間 1996. 08~1996. 11
施 工 期 間 1996. 12~1997. 05
敷 地 面 積 700坪
建 築 面 積 164.16 m2
延 床 面 積 156.07 m2
各階床面積 1階 98.49 m2 2階 57.58 m2
外部仕上げ 屋根/ガルバリウム鋼板 瓦棒葺き
外壁/米杉 下見板張り 土色:赤土、スサ
砂利入りモルタル荒木ゴテ仕上げ(凡愚仕様)
白色:赤土(微量)白セメント
マニラスサ(凡愚仕様)
テラス/米杉板張り
内部仕上げ 広間/床:米杉板下見板張り
壁/赤土、スサ、砂利入りプラスター木ゴテ仕上げ(凡愚仕様)
天井/米杉板野地板表し(凡愚仕様)
そば切り凡愚のオリジナル配合仕様